Private Online英会話カウンセラーの澤田です!
本日の記事は「Private Online英会話の実際の授業の様子をご紹介する、レッスン紹介シリーズビジネス編です。
Private Online英会話は、BUSINESS英語にも対応しています。
今回はその中から「Socializing」の授業をピックアップ!
実際の授業がどのように進められるのか、ご紹介いたします。
Socializingってどんなレッスン?
「Socializing(ソーシャライジング)」とは社交のことです。
Private Online英会話のSocializingクラスでは、英語でビジネスをする上で欠かせない挨拶の仕方をはじめ、円滑なコミュニケーションのための英語表現を学びます。
様々な挨拶のバリエーションやおもてなしの場面で役立つフレーズを学べば、お仕事以外でも幅広く役に立ちます。
・Welcoming Visitors(おもてなしの英語)
・Standard Response(受け答えの表現)
Socializingのレッスンをご紹介!
それでは、Socializingのレッスンの一例をご紹介いたします。
実際のレッスンの流れを追いながら、どんなことを学習するのか見ていきましょう!
レッスンテーマは「Greeting & Introductions」!
社交の基本はあいさつ!ということで、「Greeting&Introductions(挨拶と紹介)」がこの日のレッスンテーマです。
この日使ったテキストはこちら。
ステップ① 知っている人に挨拶する ~最初のひとこと~
まずは「知っている人への挨拶」から。
テキストに載っている会話例を生徒(私)が音読した後、先生がその内容を補足しつつ解説してくれます。
知っている人へのあいさつは、ごくカジュアルに、”Hi." "Hey." "Hello." ですね。
少し丁寧に言うなら時間帯によって”Good morning." "Good afternoon.”
日本人の感覚ではこれで十分…と思いますが、レッスンではこれに続くもう一言も学びます。
ステップ② 知っている人に挨拶する ~"Hello"に続くもう一言!~
Helloに続く言葉としてはおなじみの”How are you?”ですよね。テキストには次のような会話が載っています。
A: How are you? (お元気ですか?)
B: I’m good/ Fine thanks/ Not too bad, and you?(元気です/ 元気です、ありがとう/ まあまあです。あなたは?)
A: Good/Fine(元気です)
Bさんの答えは3通りのバリエーションが紹介されています。
“Not too bad.”は「まあまあです」「ぼちぼちです」と言った意味です。そして、元気かと聞かれた人は「あなたは?」と聞き返していますね。
②受け答えは1種類だけでなく、バリエーションを持たせる(I`m good/Fine thanks/Not too badなど)
ステップ③ 元気じゃなかったら何と答える?
さて、皆さんは英語で”How are you?”と聞かれたら、とにかく反射的に”I`m fine. Thank you." という癖がついていないでしょうか??
実際は体調のすぐれない日もあるのが普通ですから、そんな場合の答えかたもチェック‼
A: How are you?(お元気ですか?)
B: Not too good, actually. I have a bit of cold. (実はあまり調子が良くなくて。少し風邪気味です)
not too good は「いまいち」と言ったニュアンスです。
actuallyは「実は…」の意味でよく使われる表現です。
have a cold=「風邪を引く」という意味のイディオム(決まり文句)です。
ステップ④ 親しい間柄の人へのあいさつ
続いては、より親しい間柄の人へのカジュアルなあいさつ表現も学びます。
A: Hi, how's it going?(こんにちは、調子はどう?)
B: Not bad. And you? (まあまあかな。あなたは?)
ここでも聞き返しています。こういうのは練習しておかないと、とっさには口から出ないですよね。他にはこんな会話例も。
A: Hey, what`s up? (ハイ、調子はどう?=変わりはない?)
B: Same old thing.What about you?(いつもどおりだよ=これと言って何も。君は?)
”What`s up?” は“What`s new?”と同じ意味で、近況を尋ねる決まり文句です。 映画やドラマで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そして、親しい間柄でも久しぶりに会う、ということもあるでしょう。そんなときは…
A: Long time, no see! (久しぶり!)
B: Yeah, really it`s been a while. What are you up to these days?(うん、本当に久しぶり。最近何してた?)
②久しぶりに会ったら“Long time, no see!”
ステップ⑤ 初対面の相手に話しかけるには?
これまでは知り合いへのあいさつ表現を見てきましたが、ここからは「初対面の相手への挨拶」です!
初対面の相手へのあいさつと言っても、いろんな場面が想定されます。
◆ケース① 顔を知らない相手と待ち合わせをしている時など
A: Excuse me, are you Mr Kovac?(すみません、コバックさんですか?)
B: Yes, that’s right. (はい、そうです)
◆ケース② ビジネスの相手への自己紹介
A: I don't think we've met. (お会いするのは初めてですよね。)
My name's Susan, Susan Atkins. I'm the Sales Rep for this area. (スーザンアトキンスと申します。この地域の営業担当者です)
B: Nice to meet you Susan. My name's Felix. (はじめまして、スーザンさん。私はフェリックスと申します。)
ケース②でのAさんの”I don't think we've met."の直訳は、「私たちは会ったことがないと思います」。つまり「初めてお会いしましたよね?」の意味です。
We've metは現在完了形ですが、現在完了形って何だったっけ…という方は、この一文を丸覚えをするだけでなく文法の復習もしておきましょう!
そして、注目すべきは”My name's~”と言って自己紹介をしている点です。
最近は、「ネイティブはふつう”My name is~”なんて言わないよ!」などと書かれた情報も見かけますが、ビジネスの場面での自己紹介では、フォーマルな言葉遣いが求められるということですね!
②ビジネス会話には、ある程度の文法知識が求められる
ステップ⑥ 自分の知り合いを誰かに紹介する
さて、だんだん難易度が上がってきます💦
次は、自分の知り合いを誰かに引き合わせて紹介する場面でのやり取りです。
会話例を見てみましょう。
パーティーや異業種交流会などで、自分の隣にいる同僚(Julie)を向こうにいる知り合い(Simon)に紹介する時は、こんな風に始めます。
紹介者:Simon, come over here for a moment.(シモン、ちょっとこっちに来て)
I want you to meet someone. (会ってほしい人がいるの)
Simon:Hi. (こんにちは)
紹介者: Simon, this is Julie, a colleague of mine from Belgium. (シモン、こちらはジュリーよ。私の同僚でベルギーから来たの)
Simon: Nice to meet you, Julie.(はじめまして、ジュリー)
Julie: Nice to meet you too, Simon. (はじめまして、シモン)
もしくは、「職位+苗字」で呼ぶ。
ステップ⑦ 練習問題に挑戦‼
レッスンの締めくくりは練習問題(Exercise)です。
この日の授業では、テキストを音読しながら「さまざまな場面でのあいさつ表現」を学んできましたが、その理解度チェックです!
下の画像が、その日の練習問題です。下記の1~6のセリフを読んで、それに対する受け答えとして最もふさわしいものを選択肢(a~f)から選ぶ問題でした。
皆さんもチャレンジしてみて下さいね!
授業を受けた感想
今回は、Socializingの基本ともいえる、挨拶と紹介(Greetings&introduction)を受けましたが、挨拶にも様々な言い方があることを改めて感じました。
そして、英語の世界においてもカジュアルな挨拶とフォーマルな挨拶の使い分けはもちろん必要です。
今日のレッスンでは挨拶の基本である定型表現を学習したため自分の考えを述べたりする機会はありませんでしたが、学べることは多かったです。
50分間のレッスンの中で覚えるべき表現が沢山出てきましたが、ただ受講やはり繰り返し声に出して練習して自分の中に馴染ませることで自然に使えるようになると思います。
何事もまずは「インプット」、そして授業のあとは「アウトプット」が大事ですね!