Private Online英会話カウンセラーの澤田です!
Private Online英会話の実際の授業の様子をご紹介する、レッスン紹介シリーズです。
今回は多くの方が必要としているスキル、「Presentation」のレッスンをピックアップします。
気になる授業の流れや、この科目で学べる内容についてご紹介いたします。
Presentationの授業について
Presentationクラスは、英語での効果的なプレゼンテーションの仕方を学ぶレッスンです。
毎回のレッスンで生徒様に実際にプレゼンをしていただき、講師からフィードバックをします。
プレゼンテーションのスキルは、ビジネスの場に限らず様々な場面において役に立ちます。
海外の展示会にブース出展する場合や、外国人観光客に日本のあれこれについて説明したい場合など、プレゼンの基本が分かっていればスムーズですよね。
どんなテーマでプレゼンするの?
授業ではどんなテーマでプレゼンするのか、気になりますよね。
Private On-line 英会話のPresentationクラスではビジネス関連に限定せず、多様なトピックを扱います。
・自分が住む土地のおすすめポイントを3つ紹介する
・教育について
・貧困について
…などなど、硬軟取り混ぜていろいろな「お題」が出されます。
人によって得意分野、苦手分野があると思いますが、様々なトピックでプレゼンにチャレンジすることで、プレゼンテーションのスキルが磨かれていきます。
Presentationの授業の大まかな流れ
授業では、講師から出されるトピックに沿って生徒様にプレゼンテーションしていただきます。
授業の大まかな流れは下記のとおりです。
②本日のお題(トピック)が出される
③20分間でプレゼンの準備(メモまたは原稿を作成)
④プレゼンテーション本番
⑤講師からのフィードバック(良かった点、アドバイス)
初回のレッスンでは、はじめに講師からプレゼンテーションの組み立て方を説明します。
基礎からしっかりご指導しますので、「プレゼンなんて初めてで…」という方もご安心下さいませ。
Presentationのレッスンをご紹介!
それでは、ある日のPresentationの授業を例に、実際の授業の様子をご紹介いたします!
STEP ① Presentationの「基本形」を学ぼう!
初回の授業は、Presentationの「基本形」を学ぶことから始めます。
プレゼンテーションには「型」があり、下記のとおり3部構成で話をするのが基本とされています。
②Body(中身)… プレゼンのメイン。具体例や理由を挙げて、①の内容を膨らませる
③Conclusion(結論)…締めの部分。①~②で話した内容を総括する
①Introduction、②Body、③Conclusionの3部構成は、プレゼンテーションに限らずスピーチなどにも共通する「英語の話し方の大原則」とも言えます。
話し始めの段階で、今日は○○について話します、私はこう思います、という要点をバシッと出すのが英語のスピーキングの基本なのですね。
そして、①②③はすべてが繋がっている必要があるとのことです。
STEP② お題発表! この日のテーマは”goals"(目標)
さて、今日のプレゼンのテーマは”goals"=目標です。
Presentationの授業では、原則としてプレゼンのトピックは講師から出題させていただきます。
この日のレッスンでは、下記の2つの質問に答える内容でプレゼンします。
How do you plan to attain it? (それを達成するためにどう計画しますか?)
current=現在の、attain=達成する、という意味です。
attainは初めて出会う単語ですが、ポジティブな言葉ですね!
STEP ③ 20分間でプレゼンを準備!
さて、本日のプレゼンテーションのお題が出たところで、プレゼンの準備をするための時間が20分間与えられます。
なお、準備をしている20分間も講師とSkypeで繋がっています。
・自分の現在の夢について
・それを達成するための計画は?
の2点に答える内容で、レッスンの冒頭で教わったIntroduction、Body、Conclusionの3部構成で原稿を準備します。
原稿を先生に提出するわけではないので、自分で分かればなぐり書きでもOKです!
もちろん、キーワードだけを書いたメモのようなものでも構いません。
STEP ④ いよいよプレゼン発表‼
20分かけて準備ができたら、いよいよ先生の前でプレゼンテーションです‼
大事なことは
・講師から出されたトピックについて話すこと
・プレゼンの3部構成に沿った形式で話すこと
・棒読みではなく、聞き手に語り掛けるように話す
です。
この日のテーマはgoals(目標)でしたが、私には何か壮大な新年の抱負があるわけでもありません。
そこで、非常に個人的なレベルの目標ですが「今年こそ、車の運転を頑張る」という内容で書きました(笑)。
話の内容はともかく、Introduction, Body, Conclusionの3部構成をしっかり意識しつつ、下記の流れで発表しました。
・私の現在の目標は車の運転を頑張ることです
・なぜ、車の運転を頑張ろうと思うのか
・そのために何をするのか(段階を追って具体的に)
・目標として、どういう状態になりたいのか
・結論
Presentationの授業に限らず、英会話は「しゃべってなんぼ」です。
皆さんも、どんなトピックに対してもとりあえず何かを絞り出しましょう!
STEP⑤ 講師からのフィードバック
発表が終わったら、講師からのフィードバックがもらえます。
私のプレゼンテーションに対するフィードバックは、下記のとおりです。
・プレゼンテーションの基本である、"Introduction","Body", "Conclusion"の3つのステップを踏んでいた
◆講師からのアドバイス
・Introduction(導入部分)とConclusion(結論)が短いので、どちらも5センテンス程度の長さにすると良い
・Introductionでは疑問文を入れるなどして、リスナーの関心を惹きつける工夫をする
フィードバックの内容はプレゼンの構成、内容、発音まで網羅されていて、先生はものすごく良く見てくれているなぁと思いました。
私のプレゼンは何とか3部構成にはなっているものの、IntroductionとConclusionは、各1~2センテンスしかありませんでした。
IntroductionとConclusionは、どちらも5センテンス程度のボリュームが望ましいとのこと、これからは気を付けます!
STEP ⑥ まさかのプレゼン2回目‼
先生にフィードバックを聞かせてもらって、「次回からは気を付けよう」と思っていましたが…
先生は「はい、ではもう一度プレゼンしましょう」とのこと。
今ですか???
時間の都合で、原稿をゆっくり作り直す暇はないため、1~2分だけ猶予をもらって2回目のプレゼンに臨みました。
たった今もらったアドバイスを生かすべく、1回目より良いプレゼンをしようと努めた結果、先生も「良くなったね」と言ってくれました。
STEP ⑦ 質疑応答コーナーまで!
Presentationの仕上げは、質疑応答コーナーです!
まるでTEDのスピーカーのようです…
自分がプレゼンで発表した内容について先生に詳細を聞かれますので、的確に答える必要があります。
質疑応答コーナーがあるのは予想外でしたが、確かに実際のプレゼンテーションではプレゼンターが聴衆からの質問に答えるのが一般的ですものね!
Presentationの授業で学べること
Presentationのレッスンでは、英語でのプレゼンテーションするための基本である「プレゼンの構成のしかた」からご指導いたします。
毎回、講師から出されるトピックについて20分間で準備をし、プレゼン発表をするため、限られた時間の中で自分が伝えたいメッセージをどう伝えるかを即興で考えるトレーニングにもなります。
また、プレゼンの後には講師からのフィードバックがありますので、客観的な視点から、ご自身のプレゼンの改善すべき点やすぐれた点を知ることができるのもこのレッスンの大きなメリットです。
さらに、最後の質疑応答コーナーではご自分のアイディアをよりクリアにすることができます。
プレゼンテーションをトータルでサポートする充実の内容ですので、ぜひおすすめしたい科目です!
Presentationはこんな方におすすめ!
Presentationの授業は、こんな方におすすめです。
・自信を持って英語でのプレゼンが出来るようになりたい方
・海外で会議に出席したり、国際的な展示会に出展する予定がある方
・Introduction, Body, Conclusionの3つから成る「英語らしい話の構成のしかた」を身に着けたい方
実際の授業を例に、Presentationのレッスンについてご紹介してまいりましたが、いかがでしたか?
Private On-line英会話のPresentationクラスはプレゼンの基礎から学べますので、プレゼンテーション初心者の方でも安心してご受講いただけます。
もちろん、すでに英語のプレゼン経験のある方も、講師からのフィードバックによりスキルアップが可能です。
そしてPresentationの授業をとおして「英語らしい話の構成のしかた」を習得できれば、通常のスピーキングでも大きな強みになります。
難しそう…と思う方も、ぜひチャレンジしてみて下さいね!