Private Online英会話のクラス紹介!BUSINESS Meeting編

Private Online英会話カウンセラーの澤田です!

Private Online英会話の実際の授業の様子をご紹介する、レッスン紹介シリーズです。

今回はビジネス英語科目の中から、会議に役立つ英語表現に特化した「BUSINESS Meeting」のレッスンをピックアップ。

授業の流れやこの科目で学べる内容についてご紹介いたします。

BUSINESS Meetingとは?

BUSINESS Meetingクラスでは、職場での会議を念頭に置いて、会議で使える英語表現や会議の進行のしかたまでを幅広く学びます。

事前に練習して、いざという時にも慌てず自信を持って会議に臨めるようにしておきたいですね!

BUSINESS Meetingの授業をご紹介!

それでは、ある日のBUSINESS Meetingの授業を例に、実際のレッスンの流れを見ていきましょう!

 

この日のテーマは ” an introduction"

さて、この日のレッスンテーマは”an introduction"。

これから英語での会議のしかたを学ぶための導入部分(Introduction)です。

この日のテキストはこちら。

 

この日のテキストは、

・会議に関する単語と表現
・会議の準備
・会議の開始
・会議中
・会議の締めくくり

という構成になっています。
「会議の準備」「会議の最中」など、それぞれの段階で何をするのか、英語で書かれた説明文を読み進めながら学習していきます。

STEP ① 会議に関連するボキャブラリーを学ぶ!

さて、BUSINESS Meetingの授業で最初に学ぶのは「会議に関連するボキャブラリー」です。

この日のレッスンテーマは "an Introduction"。

言い換えると、会議そのものについてのガイダンスのようなものです。

テキストに書かれた「会議についての概要説明」を音読しながら、沢山の単語に出会います。

 

Private On-line英会話のBUSINESS英語では、いずれの科目もその分野における基本の単語・表現から学び始めます。

ビジネス英語のご受講は、基本的な英文法が理解できていてある程度の単語力のある方におすすめしますが、その2点さえクリアしていればBUSINESS英語は初めてでも大丈夫です!

 

会議のための単語・表現 その①
・会議を企画する… arrange /set up /schedule/call a meeting
・会議に参加する … go to /participate in/ attend a meeting
・会議を開く … have a meeting/ hold a meeting
・会議に出席し損なう … miss a meeting
・会議を延期する … postpone / reschedule a meeting
・会議を中止する … cancel/ call off a meeting
このように、会議を企画・召集するという意味だけでも、4通りの言い方が紹介されています。
どの表現を使われても分かるように、すべて覚えておくと理想的ですね。
ちなみに「延期する=postpone = reschedule」は、TOEICで頻出の言い換え表現です。
会議を形容する、幅広い言葉におどろき!
会議に関する英語表現の2つ目は、「○○な会議」というように会議を形容する言葉です。
テキストには、
You can have a /an … meeting.      と書いてあります。
どんな会議なのかを表現する言葉(形容詞)がこんなに沢山あります‼
a … meeting の「…」に入る形容詞
・怒りをぶつけ合うような、白熱した … angry/ heated/ stormy
・短時間の … short/ brief
・長時間の … lengthy/ long
・実りのある、生産的な … fruitful, productive
・成功した、素晴らしい … successful/ crucial
・公式の … formal
・非公式の … informal
・頻繁な …frequent
・定例の …regular
・重要な …key, vital
・週ごとの、月ごとの … weekly, monthly
・初めの、予備の、準備段階の … initial/ preliminary /preparatory
・危機の、緊急の … crisis /emergency/urgent
・皮きりの … kick off
会議を表現する形容詞として、これだけの語が出てきたことに圧倒されました…。
fruitful(実りのある)は、果実がいっぱい実っているイメージで分かりやすいですね。
少々大変ですが、レッスンで知らない単語に出会ったら、声に出したり書いたりしながら意識的に覚えていくことをおすすめします!
 会議の「目的」「結果」を英語で言うと?
当然ながら、会議は何らかの目的があって開かれ、会議のあとには「結果」が残ります。
「会議の目的」「会議の結果」を英語で言うと…?
「会議の目的」「会議の結果」を表す言い回し
・会議の目的 … the purpose of the meeting/ the aim of the meeting
・会議の結果 … the outcome of the meeting/ the result of the meeting
目的というと、purposeがまず思い浮かびますが、こういう文脈ではaim(狙い)も使われるのですね。
同様に、「会議の結果」を表す言い回しも2通り紹介されています。
STEP ② 「会議の準備」に関する単語を学ぶ
会議関連の基本単語が分かったら、会議の進行の仕方を順を追って学びます。
会議進行の最初のステップは、” Before the meeting"、会議の「準備」です。
テキストには会議の準備の手順が英語で説明されていて、下記の単語を学習しました。
アジェンダ(議題)は、日本でも浸透してきましたね。
「会議の準備」に関連するボキャブラリー
・議長・会議の進行役 … chair/moderator/facilitator
・議題 … agenda
・議題リストを作成する … draw up a list of points/prepare items to be discussed
STEP ③ 会議の開会 take the minutes やMoMってどういう意味?

次のステップは、”The start of the meeting"会議のスタート(開会)

会議を始めるにあたってのガイダンスを読むのですが、ちょっと難しい表現も出てきます。

The meeting might begin by appointing someone to take the minutes.

(会議はtake the minutesする人を任命することで、始まるでしょう)

みなさんは、この文中のtake the minutesの意味は分かりますか?

テキストには take the minutesの説明として、=make a written summary of the meeting と書いてあります。

つまり、take the minutes= 会議の議事録を取る、という意味なのですね。

レッスン後にminutesの意味を調べると、お馴染みの「○○分」という意味の他に、minutes=議事録 の意味もちゃんと載っていました!

 

会議の記録に関する語句・表現
・take the minutes … 議事録を取る
・MoM(モム) … Memorandum of Meetingの略=議事録と同じ意味

さらに、テキストにはMoMという謎の語句も出てきました。

先生にこれは何ですか?と尋ねると、「Memorandum of Meeting」の省略形で、モムと発音するのだそうです!英語の略語って難しいですね!

 

ここがポイント!
知らない単語や、読み方が分からない語句があったら、その場で質問しましょう!

STEP ④ 会議中(その1) You … issues.

続いて、会議の最中に使われる英語表現をチェック!

まず、議題(issues)を○○する、という○○の中に入る語だけでも、これだけのバリエーションがあります。

 

You … issues. の「…」に入る語句
・consider …考慮する、考える
・deal with … 取り扱う
・discuss … 議論する
・examine … 吟味する
・look at … 考察・検討する
・tackle … 話し合う、議論を挑む

このあたりになってくると、語句の使い方も難しくなってきました。

examineは「実験する」、look atは「~を見る」の意味で覚えていましたが、ここでは違う意味で使われています。

 

STEP ⑤ 会議中(その2)会議における"point"とは?

引き続き、会議の最中に関連する語を学びます。

テキストには、下記の説明があります。

A 'point' in a meeting is a fact or opinion.

(会議における'point'(要点・論点)とは、事実または意見です。)

それに続けて、 ”You can …a point.” ということで、「ポイントを○○する」の○○に入る語句が紹介されています。

英語の世界では、取りとめのない話し方は歓迎されないので、会議で発言するときにはpointをはっきりさせる必要があります。

 

”You can … a point."の…に入る語句
・You can make a point.           論点を主張する
・You can raise a point.       論点を提起する
・You can clarify a point.       要点を明らかにする
・You can emphasize a point.  要点を強調する
・You can stress a point.          要点を強調する

さらに、”And a 'point' can be …” ということで、

「ポイントというものは、○○という性質を持ち得ます」

の○○に当てはまる語として、下記の語句が挙げられています。

中でも、controversial(物議を醸す、議論の的になる)はぜひ覚えておきたい単語です!

 

A 'point' can be … の「…」に入る形容詞
・good …良い
・interesting …興味深い
・valid …正当な、妥当な
・central … 中核的な
・crucial … きわめて重要な
・key …カギとなる
・important  …重要な
・controversial …物議を醸す 
STEP ⑥ 会議の結果、決定したことは?

さて、会議の終盤では、何らかの決定に至りますよね。テキストでは、

In the decision-making part of the meeting, you can reach

(会議において決定をするとき、○○に至ります

ということで、どんな決定がありうるのか、”reach○○”の○○部分に入る語句として下記の単語が紹介されています。

 

会議の終盤で、どのような結果にreachするのか?

You can reach …

・an agreement合意に至る)
a compromise 妥協に至る)
・a conclusion (結論に至る)
・a decision  (決定・決断に至る)

 

ちなみに、日本では「会議の結果コンセンサス(意見の一致)を得た」という言い方をされることがあるように、consensusも候補に入りますね!

suggestion, proposal, recommendationの違いを知る!

さて、テキストではNOTE(注意)として、suggestion, proposal, recommendationの使い分けについて説明があります。

 

似ているようで使い分けが必要!
・a suggestion … just an idea- nothing definite(単なるアイディア、定義はない)
・a proposal … an official,detailed plan or suggestion
公式の詳細なプラン、公式の詳細なアイディア)
・a recommendation … a piece of advice (一つの助言、忠告)

 

suggestion, proposal, recommendation って、どれも似たような意味のような気がしますが、正しくはこんなに違うのですね。これも新しい学びでした!

 

STEP ⑦ 会議の締めくくり

いよいよ”The end of the meeting”、会議の締めくくりです。

テキストには下記の説明があります。

The chair has to make sure that the meeting doesn't run over time(=finish late).

議長は必ず予定時間をオーバーしないようにしなければならない。

make sureは「必ず○○して下さいね」という意味で、非常によく使われる表現です。

run overは「使い切る、使い果たす」の意味です。ここではrun over timeとなっているので、会議の予定時間を使い切ってしまう=時間をオーバーしてしまう、という意味になります。

BUSINESS英語のレッスンは、テキストに出てくる単語やイディオムも難易度がやや高めです。

したがって英語初心者の方は、まず瞬間翻訳やリーディングなどの科目で英語の基礎力を底上げされたうえでBUSINESS英語に移行なさるとスムーズですよ!

STEP⑧ エクササイズ(練習問題)に挑戦‼

この日は会議の"an introduction"ということで、会議の準備から閉会にいたるまでの流れを学んできました。

概要や単語を学んだあとは、Exercises(練習問題)で理解度をチェック!

 

Meeting Exercises

練習問題
Each word in italics below is wrong.
There could be one extra letter, or one change letter, or one missing letter.
Write the correct word/s in full at the end.

ずいぶん長い問題文で、一瞬ひるんでしまいました…。

問題文を日本語に訳すと、下記のような意味です。↓

下記のイタリック体(斜めに傾いた文体)で書かれた単語は間違っています。
一つ余計な文字があったり、文字が変えてあったり、足りない文字があったりします。
正しい単語を書きましょう。

要するに、斜体で書かれた単語を正しいスペルに書き直しましょう!ということですね。

皆さんもチャレンジしてみて下さいね!

BUSINESS Meetingのレッスンで学べる事

今回はBUSINESS Meetingの初回ということで、会議の流れを知る入門編といった内容でしたが、テキスト1ページの中で予想外に沢山のボキャブラリーに出会いました。

実際の会議を想定して議論を交わす段階にはたどり着きませんでしたが、どの分野を学ぶに場合もまずはその分野で良く使うボキャブラリーを学び、単語力をしっかり固めておくことは重ですね。

もちろん、レッスンは回を進めるごとに実際の会議を想定したスピーキングのレッスンや会議の発言する際の話の構成のしかたも学びますよ!

英語での会議に出席する場合はもちろん、自ら会議を企画・進行しなければならない場合にも役立つ内容です。

BUSINESS Meetingはこんな方におすすめ!

BUSINESS Meetingのレッスンは、こんな方におすすめします。

BUSINESS Meetingはこんな方におすすめ!
・英語での会議に出席する必要がある方
・国内・国外で英語での商談の機会がある方
・英語でも理論立てて話せるようになりたい方
・外資系の企業でお勤めの方、海外で起業したい方 
今回のレッスンからも分かるように、BUSINESS Meetingの授業では、英語での会議の「基礎の基礎」から学ぶことができます。
たとえ今は国内のみのビジネス展開だとしても、勤務先の会社が海外にも取引先を広げたり、外国人の従業員を雇ったりする可能性があり得ます。

職場に外国人がいないとしても、Skypeなどを使って海外の取引先との間で会議が開かれるかもしれませんよね。

いつもの会議が突然英語になっても、自信をもって発言できるようになるために…Private On-line英会話で、準備を始めましょう!

おすすめの記事